挿し木 クロトン

クロトンの水挿し         クロトン挿し木アルバム

                                     上をクリックするとアルバム、スライドショーが見られます。

1.鉾葉クロトンの親木

8年前に寄せ植え教室の花材として使用したものです。

毎年挿し木をするための親として使っています。

                2008.7.6

2.枝の数だけ挿し穂を採ります。

年々親木の芽の数が増えていきます。

3.枝の根元で切ってしまいます。

切るときは思い切って切ってしまいましょう。

最初は勇気が要ります。

4.このように切り離します。

5.切り口はこのようになります。

6.切り取った挿し穂です。

最初はこのような状態です。

7.挿し穂の下葉を落とし、調整します。

8.調整した挿し穂を水に挿します。

水は1週間に1度換えます。

9.同じようにすべての枝を挿し穂にしていきます。

10.この親木で7本の挿し穂が取れました。

11.親木も3年植え替えをしていなかったので、植え替えをしました。

12.右の鉢が、今まで植えてあった鉢です。二回りほど大きな鉢に植え替えました。

使用した用土は、赤玉土6:きのこ堆肥4の割合の土に1割ほどパーライトを混ぜて使用しています。

古い土をふるって、きのこ堆肥を補充して使用する場合もあります。

13.昨年挿し木した株です。

左の株は太い挿し穂を使用したので、1年で立派な株となりました。

右の株は細い挿し穂を使用したものです。来年には左の株と同じくらいにはなります。

14.このように水に挿しておくだけで、クロトンは根を出してきます。

水挿しに使っている容器は、見てのとおりペットボトルを切って使っています。

15.挿し穂を採取してから2週間がたちました。見える範囲で、切り口のところから新しい芽が10本出ています。全部が全部芽を出すわけではありませんが、全体で7〜8本の新しい芽が出ると予想されます。                               2008.7.20

16.幹のところからもたくさん芽が出そうです。

今までのことを考えると、挿し穂になるような枝は多分ここからあまり出てこないと思います。頂芽優勢の見本となると思います。

17.挿し穂を採ってから約3週間で新しい芽が出始めました。

               2008.7.31

18.幹からも少し芽が伸び始めました。ものになるかどうかはわかりません。

19.約3週間でこれだけ根が出てきました。

20.葉が大きく枚数が多い時は、このように葉をしばって蒸散作用をあまりさせないようにします。この株は19の写真の株です。

21.水挿しにより水の中で出た根です。

太い挿し穂ほど根の出が遅いです。しかし、しっかりした根が出ます。

22.葉が大きく、場所をとる挿し穂の場合は、このようにしばって、数本を容器に入れて管理します。

23.葉が邪魔にならない小さい挿し穂は、このようにそのまま水挿しを行えます。

24.このように、太い挿し穂からはしっかりした水中根が出てきます。

25.水挿しをして約40日たちました。

小さな挿し穂からは、これだけ根が出ています。もうすぐ植え替えできそうです。

             2008.8.14

26.太い挿し穂からもたくさんの根が出ています。

27.26の写真の挿し穂です。

28.容器に3本の挿し穂が入っています。根はまだそれほど長くありませんが、しっかりした根ががっちり出てきています。

29.挿し穂を採って40日後の親木です。新しい芽がかなり吹いてきています。

幹の芽はほとんど動いていません。上の芽を採ってしまったら、幹からもかなり芽が吹くと思いますが、さすがにそれは・・・

30.挿し穂を定植するための用土を用意しました。

使用した用土は、赤玉土6:きのこ堆肥3:パーライト1の配合土を使用しました。2008.8.31

31.定植前の水挿しした挿し穂の様子です。
32.容器から出した挿し穂の様子です。水挿しして57日たっています。

33.根の拡大写真です。

これくらいになれば安心して定植できます。
34.植えつけに使用するのは、3.5号のプラスチック鉢です。
35.鉢底にはバーグを使用しています。
36.その上に30の用土を入れます
37.植え付けのバランスが取れるように苗の高さを調整します。

38.用土を入れていきます。

株がぐらつくようなら支柱を立てます。葉はしばらくしばったままの状態で管理します。

39.根の様子

切り口にカルスができ、そこから根が出ているのがよくわかります。
40.切り口全体にカルスができています。この挿し穂は、全ての根がそのカルスから出ています。
4125の写真の挿し穂がこのようになっています。

42.植え終わったクロトン

半日陰で、1ヶ月ほど養生させてから外へ出したいと思っています。葉をしばっている紐は、1週間くらいをめどに取り外します。
43.この状態で、半日陰で管理します。
44.丸裸になった親木の57日後の状態です。ほとんどもとの状態に戻っています。
45.親木の切り口のところから新しい芽が伸びているのがわかります。
4618の写真とあまり変わっていません。挿し穂になるような枝はやはりここからはり出てきませんでした。
47.1年後には、このような姿となっているはずです。

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